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言霊謎解きの部屋☆ 言30「ひとくち言霊」(国の魂) [趣味・カルチャー]

                                                                                                                            「若菜イラスト」.JPG    

   超古代の話になりますが、日本は天上の神々の世界から追放された須佐男命の孫に当たる大国主命(おおくにぬしのみこと)が中心となって、黄泉の国が存在する出雲に君臨していました。彼らは主に先祖の霊を祭るということを大事な務めとしていたのですが、天上界はかつて須佐男命と戦って勝ったこのあるという者に、その出雲を統治させようとしたのです。それを大国主命は拒否したのです

。天上界の天津神(あまつかみ)と地上界の国津(くにつ)神々(かみがみ)との戦いが起こってしまいました。しかし結局は、天上側の勝利に終ってしまい、所謂国譲りをしなくてはならなくなってしまったのです。


このあたりの経緯については、「古事記」等をお読み頂くといいと思うのですが、やがて天上から降臨してきた神々は、すでに手に入れている「権力」「武力」の他に、統治には欠かせないもう一つの資格である「祭り」という権威をも手中に収めようとしました。


地上の支配を、より確実にするために、これらの三権といわれるものを有効に機能させなくてはなりません。そのために、長らくこの出雲国を中心にして日本を支配してきた、大国主命の魂を封じ籠めることにしたのです。彼の魂を封じ込めるということは、絶対に大和朝廷の支配に逆らわないということが必要です。そのためには、どうしても出雲国で大事にしている国の魂を封じ込めてしまうことが必要だったのです。


 神々は大国主命の魂が籠っていると思われる、太刀をはじめ日常的に使われていたものを、大和朝廷の本拠地へ持ち去ってしまったのです。それが飛鳥の天理市にある石上神社(いそのかみじんじゃ)だったのです。


 祭神は魂を活性化したり鎮めたりする布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)ですが、大和朝廷はここに、各国から集めてきたさまざまな国魂を収めて封じ込めたのです。魂を閉じ込める・・・それは恨みで復讐をしないようにという狙いから起こったことに違いありません。当時は国の統治のためには、極めて重要なことでした。ここはそうした魂を、各国・・・今で言う各県を治める支配者を代表としたものが大事にしている魂ともいえるものを、しっかり閉じ込めてあったり、納めてあったりした武器を納めてあったところだったのです。    

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