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告知と放談の部屋☆ 放92「眠れない神秘的な背景」 [趣味・カルチャー]

 これまで角川書店での作品を書くことが多くなっていたところでしたが、ある日かつて角川書店で編集をしていた女性Uさんが訪ねて来て、サンケイ出版のWOWOという雑誌があるのだけれども、そこで連載をしてくれないかという打診でした。

 このところ新しい作品を書くといっても、ほとんど角化書店での作品に限られてきてしまいまいましたので、そろそろこの辺で気分を変えて新しい作品を書いてみたいという気持にもなってきていましたので、「宇宙皇子」とは違った時代の話を開拓するつもりで考えてみるという話をして終わりました。


 丁度この頃天上編の第四巻「荒魂怨歌抄」を三月に出版してから次の第五巻「天界千年戦☆陰の巻☆」に予定されていた八月まで、数か月の空白期間があったのです。もうお判りだと思いますが、その間は地上編の文庫化が進められていたためです。そこで私はその空白時間を利用して、新しい会社での連載を引き受けたのでした。


 その結果私は「宇宙皇子」の出生の謎となっている天上の神・・・つまり宇宙皇子の父ともいわれている創世記の神は誰なのかということを突き止めておきたいという気持もありましたので、日本が誕生して間もなく起こった、天上界の神々と根の国出雲との間に起こった国譲りについての戦いの背景をするために、史跡を探訪して見ようという気持になりました。たまたま島根県松江の新聞社には編集局長をしていた親友のU君がいたことから、編集のUさんを連れて行き、古代の取材を松本清張さんと共に史跡を取材して歩いた新聞記者などとの聞き取りを行ったりもしてから、伝説の地をあちこち歩きました。ところがここでの史跡歴訪が、その後原稿の執筆にかかった時から、思わぬ異変に発展してしまったのでした。


                        「WOWO連載・3」1.jpg 「WOWO連載・2」1.jpg


 「宇宙皇子」の時代よりもはるかに古い時代・・・つまり日本の創世記の話となる「天之稚日子」を書いている時に、これまでまったく経験したことのない異変に見舞われて苦悩することになってしまったのです。


 原稿執筆に没頭していたところ、いつものことで机の下に潜ませてある毛布を引きずり出して仮眠しようと思うのですが、まったく睡眠できる状態にならないので、数日後私は深夜になって、そろそろ寝所へ行って寝た方がいいと考えて、眠る態勢に入るのですが、なぜか神経を尖らせて執筆していたためか異常に興奮状態にあったためなのか、とても眠る状態にはならないのです。


 そんな異常状態が何日もつづいてしまいます。来る日も来る日も昼はいいとしても、夜になってもまったく眠くなりません。そんな日を何日か繰り返していたある日のこと、たまたまその最中に編集担当のUさんが作業の進行状態を確認してきたのです。


 私は現在起こっている異常に眠れなくなっている状態について説明したのですが、それから間もなく彼女は出雲と関係の深い、三輪山を信仰する霊能者という女性と共に様


子を見にきてくれたのですが、やがて目下私が襲われている異常事態の話をするうちに、


埼玉県の大宮にある氷川神社へお参りに行きませんかといって誘ってくれたのです。


 確かあそこの最新は須佐能命で、出雲と大いに関係の深い神社であるはずです。


 私にはまったく判らないことですが、Uさんと親しい霊能者の話によると、目下氷川


神社には、伊弉諾尊が下りてきているというのです。


 彼は天上の神々が忌み嫌っている黄泉の国・・・出雲国にある死者の国へある神と対面したいという欲求に逆らえずに、神々の禁を侵して黄泉の国へ尋ねてしまうのです。厳しい禁を侵してまで逢いたかった神とは・・・かつて火の神を生んで亡くなってしまった妻の伊弉冉命だったのです。ところが黄泉の国で遭遇した彼女は怪奇な姿となってしまっていて、必死な思いでやってきた夫の命を奪おうと迫ってくるのです。命からがら黄泉の国から脱出したものの、そのために彼は神やらいという追放になってしまったといわれているのです。霊能者に言わせると、その伊弉諾尊が私の作業に感謝して下りてきているというのです。私が何日も眠れなくなってしまっていたのは、神が自分の犯した罪について書いてくれているということに対する感謝を伝えたいという神意なのだというのです。それに応えるためにも氷川神社へ行きましょうということになったのでした。そういうことを除いても、ここは現代人にかなり人気のある神社ですが、ここの祭神は出雲に関係の深い須佐能命です。私が書こうとしているは、天上界の支配者との戦い・・・天上界の支配者である天照大神と地上界の統治者として君臨している大国主命の世界との間に起こった紛争の間に立って、活躍する若神の天之稚日子の話です。何はともあれ眠れないという苦しい現状からの脱出をするために、早速霊能者の誘いに従うことにいたしました。


 ところが拝殿の前で霊能者に従って参拝している私は、その扉についている鏡にこれまでにない異様な現象が起こるのを見てしまったのです。霊能者は私にそっと問いかけてきました。私は拝礼している姿のまま今目撃している美しいあまりにも美しいものについて、声を殺して報告いたしました。残念ですがそれについていくらその詳細について書いたとしても、とても常識では納得できないことをお話することになってしまうことになってしまうでしょうから、今回はここまでにしておきましょう。


霊能者は(そこまで見られたのであれば)とその後に勧められたのが、太陽の気を見ましょうということでした。


とてもそんなことができる訳はないと思いながら、勧めにしたがって本殿前の木の葉隠れに太陽を見上げたのですが、何ということかあの強烈な太陽が見つめられるのです。しかもその表面からは、ぼこぼこと温泉が噴き上げるかのようなものを見たのです。彼女はそれが太陽の発する気であるという説明でした。拝殿につづく異常現象を体験した後で、私は楠に手を当てて健康を授かるように祈って帰りました。


        「大宮氷川神社で」1.jpg 


これまで角川書店での作品を書くことが多くなっていたところでしたが、ある日かつて角川書店で編集をしていた女性Uさんが訪ねて来て、サンケイ出版のWOWOという雑誌があるのだけれども、そこで連載をしてくれないかという打診でした。


 このところ新しい作品を書くといっても、ほとんど角化書店での作品に限られてきてしまいまいましたので、そろそろこの辺で気分を変えて新しい作品を書いてみたいという気持にもなってきていましたので、「宇宙皇子」とは違った時代の話を開拓するつもりで考えてみるという話をして終わりました。


 丁度この頃天上編の第四巻「荒魂怨歌抄」を三月に出版してから次の第五巻「天界千年戦☆陰の巻☆」に予定されていた八月まで、数か月の空白期間があったのです。もうお判りだと思いますが、その間は地上編の文庫化が進められていたためです。そこで私はその空白時間を利用して、新しい会社での連載を引き受けたのでした。


 その結果私は「宇宙皇子」の出生の謎となっている天上の神・・・つまり宇宙皇子の父ともいわれている創世記の神は誰なのかということを突き止めておきたいという気持もありましたので、日本が誕生して間もなく起こった、天上界の神々と根の国出雲との間に起こった国譲りについての戦いの背景をするために、史跡を探訪して見ようという気持になりました。たまたま島根県松江の新聞社には編集局長をしていた親友のU君がいたことから、編集のUさんを連れて行き、古代の取材を松本清張さんと共に史跡を取材して歩いた新聞記者などとの聞き取りを行ったりもしてから、伝説の地をあちこち歩きました。ところがここでの史跡歴訪が、その後原稿の執筆にかかった時から、思わぬ異変に発展してしまったのでした。


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