「天気予報のはじまり」


最近は気象状況が不安定になっている関係もあって、天気予報の放送を見たり聞いたりする状態が、昔とは大分違った気持ちになっているのではないでしょうか。それと最近大変目立つことといえば、女性の気象予報士が大変多くなったということでしょうか。


 そんなことから、特に「天気予報」というものの始まりに興味を持って、あの予報という習慣はいつごろからのものなのか調べて見ることにいたしました。


一寸した気象状況の変化が、時に予想もしない災害を及ぼしてしまうといいことがありますから、大変大事な職業ですが、それだけ天気予報士という職業には期待も寄せられますし、それなりに緊張感もあるのです。そんなことからこの職業を目指す人が多くなっているのではないでしょうか。


そこで「天気予報」というものは、いつごろ始まったのかといったことを調べてみたくなったのですが、どうも61日というのが、気象史上にとってはかなり出来事の多い日であったようですね。


1860年の桜田門外の変があった年には、オランダが世界ではじめて暴風警報事業などというものを始めたそうですし、新しいところでは明治八年・・・1875年に東京で気象観測が始められ、それが今日の気象記念日になっているようなのです。更に昭和三十一年の61日は中国が大陸の気象資料を公開しました。そして日本で天気予報が最初に発表されたのも、明治176月1日が始まりでした。


 現在は政治、経済に大いに関係がありますし、日常生活でも天気予報は欠かせないものとなりましたね。