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「落穂ひろい」 4です [趣味・カルチャー]

最近は山間の村にもコンビ二が車に品物を摘んで売りに行くということが報道されるようになっていますし、都会では宅配というシステムがあって、スーパー、コンビニが、食品などを宅配してくれるというビジネスが広がっています。

 高齢者が次第に増えてきたために、必然的に生まれた新しいシステムでしょう。

 高齢社会ともなると、買いたいものを買うのはいいとして、それを持って帰ることが難しくなってしまいます。嵩がかさんだ時など、男性は何とか頑張れますが、女性は高齢になると力仕事が困難になってしまいますから、ついついもちょっと買っておこうと思っても買い控えてしまうということになってしまいます。そんな不便を解消しようということで、わざわざ家まで届けてくれるというのですから、大変時代にあった工夫だと思いますが、しかしスーパー、コンビニの経営者にとっては、わざわざ配達する人を雇わなくてはなりません。そんなことを考えると、少子化時代という現実が恨めしく感じられますね。

 特に山間では、必要な物、欲しいものなどを、直ぐに欲しくても、車に乗ることもできないし、近くにはお店がないなどというところでは、冒頭で紹介したような形で、営業に来てくれる店がありますし、最近はドローンを使って空中から届けるということも試み始めていますが、興味深い江戸時代ではどうだったのだろうかと調べてきたら、棒ふりといって、天秤棒の左右両端から、生鮮食品などを吊り下げて、町の路地から路地へと売りに来てくれたようで、高齢者や力不足の女性なども、容易に必要なものを手に入れることができました。

 現代ではそうした高齢者の要求に、どう応えてくれようとしているのでしょうか。大いに興味があります。

 

     藤川桂介


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