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「落穂ひろい」 3です [趣味・カルチャー]

 いよいよ今年もさよならという時が迫って来ています。

 今年は所得税の軽減と子育て家族への援助ということが、矢鱈に印象に残っているなと思いました。

岸田総理は兎に角子育て家庭に対しての援護をすると熱唱しているのですが、確かに将来の日本を支える子供が減りつつあるということは大変心配なことです。しかし簡単に子供を増やしましょうと叫んでも、そのためにかかる費用は馬鹿になりません。教育問題を中心に、子供が一人前になるまでにかかる諸経費は大変なことになります。

 そこで新聞の切り抜きの中から、戦国時代の武将の中で、何と七十人もの子供を作った池田綱政の話が載っていたのを発見しました。

 古代の歴史を背景にした小説を書いてきた私は、桓武天皇が五十人もの子作りをしたということを発見してびっくりしたことがありましたが、その後嵯峨天皇は七十人という数の子作りをしていたということを知りました。恐らくこれが歴史的な記録になるだろうと思っていたところに、戦国武将の池田綱政が現れてしまったわけです。

 織田信長、徳川家康は十七人だが徳川家斉は五十五人もの子供を得ている。しかし岡山藩の第二代である池田綱政は七十人です。実に記録的な子供です。流石に彼は女中までにも馬鹿にされていたようですが、奥様たちはその乱行を黙ってはいなかったようですね。

 時代を越えて眺めると、実にのどかな話になりますが、現代ではとても養育できない子供の数で、国で面倒を見るのかどうか大問題になりそうですね。

 さあ、もうすぐお正月です。

 是非、いい年をお迎え下さい。

 また来年お会いしましょう。

 

藤川桂介


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