☆閑談とちょっと気になる新言霊の部屋☆ 言9 [趣味・カルチャー]
「秋の七草ご存じですか?」
「春の七草は知っていますか?」
正月七日に食べる年中行事ですから、かなりの人は知っているでしょう。若菜を粥に入れて食べますね。
きっとセリ、ツツジ、ハコベ、ゴギョウ、ホトケノザ、スズナ、スズシロとすらすらと暗誦できるでしょう。
それではここで
「秋の七草は御存知ですか」
と窺ったら、果たして何人ぐらいの方が応えられるでしょうか。
きっと少ないでしょう。
実は私もすぐには答えられなくて困りました。
調べたところ、ハギ、オバナ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、アサガオ、時にはアサガオでなくて、キキョウを上げる人もいるのが普通のようですね。
しかしどうして秋の七草はこうも認知度が低いのでしょう。
それは簡単です。
「秋の七草」というのは、食用ではなく鑑賞用の草花だからでした。
矢張り秋は何といっても、食欲の秋といわれるくらいですから、どうしてもクリ、カキ、ヤマイモ、ヤマブドウ、キノコ、ギンナン、アケビ、マツタケなどと言うものがあげられます。
それにしても観賞用の「秋の七草」の中に、リンドウが入れられていないのはどうしてなのでしょう。
可憐な花だと思うのですがね。
兎に角食べる方に興味が先走って、どうも鑑賞までには興味が移りませんでした。そろそろ熟年のみなさんは、目の肥やしになるものに興味を持ってもいいかも知れませんね。
2022-09-05 15:52
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