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☆雑談とちょっと気になる新言霊の部屋☆ 言22 [趣味・カルチャー]

「虫がいい」

わたしたちの日常会話の中で、わりによく使われる言葉に「あいつは虫が好かない」とか、「あいつは虫が良すぎる」とか、「どうもあいつの言い分には腹の虫が収まらない」「あいつと出会うとどうも虫酸が走る」などと使われることがあって、どうも私たちは気が付かないうちに何匹もの虫を腹の中に飼っているらしいのですが、時には思いがけないことが起こった時など、「どうもよくないことが起こりそうな虫の知らせがあったのだ」とかどうも原因のはっきりとしないような心理的な表現に、「虫」というようなものの存在を考えたのかもしれません。世の中のさまざまな出来事に関しても、「どうもあの政治判断の結果を見ていると、どうしても腹の虫が収まらない」などとも使われます。

私たちの先人は、なぜか判らないことに対する心理的な受け取り方の表現に、見たこともない不思議な「虫」がいるのではないかと考え出したようです。


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